当センターのスタッフは、20年以上にわたる臨床経験者四名で構成しています。
「整体」を行なう上での多岐にわたる様々な技術と知識は、長い経験に裏打ちされた、身体
から発する信号を読み取る能力が必要不可欠です。
具体的に一例を言えば、現代社会においての不定愁訴はパターン化されています。同じ症
状をもった人は行動や言動も似ていると言っても良いでしょう。 熟練者はそれらを問診中
に眼で見(視診)、耳で聞き(聴診⇒西洋医学での聴診とは異なる)、身体に触れてはじめて
再確認します。これらは臨床経験から生まれるものであって、机上の学習では身につくもの
ではないからです。
「整体」は、法的には医療ではありません。整体本来の目的は、治療することではなく、体力
発揚の基礎である「体を整える」ことにより、人間が本来持っている「自然治癒力」を高め、
症状を改善させることにあります。
場合により、信頼できるドクターの診察が急務!と感じた時は、速やかに医療機関の診察を
受けられるよう助言を行いますが「医療機関でグレーゾンとなっている症状」に関しては、
機能解剖学に基づいた「正しい整体」と、症状の原因である生活習慣を見直す必要があり
ます。
生活習慣に由来する身体の歪みを正すこと、また症状を作っている「生活習慣改善」への
適切なアドバイスは、経験を無くしては行えないと言えるのです。
綿密な問診と検査、アドバイス、それらは施術者の経験が「結果」へと導くのです。
「整体」を探すときの注意点です。ご参考下さい。
1、ボキボキと音を鳴らすだけのものは、ボーンクラッカー(クラッシャー)と呼ばれ危険です。
当院ではアジャストは原則行いません。また頚椎のスラストは法律で禁止されています。
2、正確な問診と触診を行っているか。
3、「整体」は機能解剖学の知識と、豊富な臨床に裏打ちされた「経験」が何より大事です。