<重度の肩こり>
筋肉を揉み解しても次の日には症状が元に戻ってしまう、こうなると
重症です。現代社会において同じ姿勢を取り続ける事が多くなり、加え
てストレス、運動をしない、目を酷使する等々、体調悪化に導く環境は、
日々進化しています。
病院で検査をしても、 「MRIやレントゲンに異常が見られないので、
原因は筋肉や骨では無い」と言われるとお手上げです。 実は、原因
は動く事が少なくなった事による、関節・筋膜面の癒着(外科的な癒着
とは異なる)である事が殆どなのですが、触診してみないとわかりませ
ん。 経験豊かな施術者の指先では、髪の毛1本ほどの微妙な歪みも
皮膚の上から感知しますが、写真では数ミリの歪みも読み取ることは
稀だからです。この微妙な「歪み」を取り除く事で 「重度の肩こり」 は
解消されます。 もちろん、その履歴が長いほど施術の回数が必要な
事は言うまでもありません。 「重度の肩こり」 の原因が頚椎のヘルニ
アであったとしても、関節および関節に付随する組織を構造的に正常
な位置に戻すことによって、本来の機能を回復してゆくのです。
機能解剖学をベースに、今目の前に置かれている症状に立体的に
アプローチして行く事が、現代の進化した「肩こり」への最良の対処法
と言えるでしょう。